オフィスソフト

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オフィスソフトを真面目に考えるなら、ワープロ、表計算、プレゼンテーションは、切り離して見ていくべきです。

まず、表計算ソフトは、Excel(エクセル)の一人勝ちといってもいいでしょう。20年前のWindowsが普及する前の時代に、Lotus 1-2-3かMultiplan(マルチプラン)かと争っている中、すでにマックで動作するExcelは高機能さと扱いやすさが評判でした。Excelを使うためにマックを購入する人もいたといいます。WindowsはExcelのために登場したともいわれています。パソコンの歴史の中で、もっとも長期間にわたりトップの座にいるソフトではないでしょうか。

プレゼンテーションソフトは、間違いなくKeynote(キーノート)です。プレゼンテーションの善し悪しを左右するきれいさと表現力、そして直感的な操作性は、さすがマックのソフトといった感じです。「パワーポイント」と言えば、プレゼンテーションのことだと思う人いるほど知名度が高いPowerPoint(パワーポイント)も、今ではWindowsしか使わない人のソフトとなりました。

問題は、ワープロソフトです。ニーズが多岐にわたるため、人によっておすすめは異なります。さらに、ソフトを選択するときに、条件となるのは、表現力や使いやすさのほかに、シェアも問題になります。つまり、行き詰まったとき、周囲に使用者がいるかどうか、ネットに情報があるかどうかも、使う上では重要です。マイナーなソフトを使うと、情報資産がそこで途切れてしまうこともあります。

OpenOffice.orgは、最近国内の自治体が採用していることで注目されています。ワードが使いづらいながら使われているのと同様、広く使われるようになると、使うノウハウが蓄積されていくでしょう。あるいは、東京大学がマックを導入したときに、そのノウハウがフィードバックされ、マックの使い勝手に磨きが掛かったように、OpenOffice.orgも自治体ユーザーのフィードバックにより、今後使いやすくなるのかもしれません。

Windowsが普及する前は、一太郎と松、そして、P1.EXE(ピーワンエグゼ)というのがありました。P1.EXEは、機能が充実していて、国語のテスト作成などでは大変便利でした。漢文の問題作成をするときに、返り点と送り仮名を教科書通りに表現できたのです。今は逆に、ワードにしても一太郎にしても、プリントアウト後に手書きしているのではないでしょうか。札幌市厚別区にあったソフト会社が作成したということもあり、周囲にユーザーは多くいたものです。松とP1.EXEシリーズは、事実上のWindows版がでなかったために、消えていってしまいました。

現段階で、シェアの点からはWord(ワード)というのは不動の地位にあるでしょう。現行商品としては、一太郎やPagesという選択肢もあります。一太郎は情報処理技術遺産に認定され、歴史に残ることとなったソフトです。Pagesは直感的な操作性と美しい書類作成が簡単に作成できるというワープロソフトです。

隠れた名作としては、Lotus WordPro(ワードプロ→スーパーオフィスに同梱)というのがあります。Lotus 1-2-3の付属ソフトのように扱われ、1-2-3の衰退とともに消えていったワープロソフトです。しかし、その実力は先進的なもので、構造化ドキュメントへの対応、表の表現力、直感的な操作性など、Wordを超えるものでした。1995年に登場したソフトですが、その時点で、5年後に登場するのWord 2000の新機能はすでに有していたほどです。理系ワープロと称され、理系人間には、Wordや一太郎よりも、はるかに使いやすいものでした。

きれいにレイアウトしたいなら、DTPがおすすめなのでしょう。InDesign(インデザイン)が名実ともにトップ。ただ、使う機会がなく、当時98,000円で購入して、作った書類は過去に1枚だけでした。使う側のセンスが問われるソフトです。結局、簡易DTPとして知られるPublisher(パブリッシャー)を常用しています。

PublisherなどのDTPソフトが便利なのは、白い紙にいろいろなものをペタペタ貼っていく感覚。ワードのように貼り付けた写真がどこか意図しない場所に飛んでいったりすることがありません。マウスで好きなようにレイアウトしていくことができます。エクセルの表も画像扱いで貼り付ければ、きれいにおさまってくれます。余白の外に一時的によけておくという芸当もできます。細かい和欧混植時の美しさにこだわらなければ、Publisherも十分に使えるソフトです。

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