キーボードの歴史

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タイプライタ自体は、1714年にイギリスのヘンリー・ミル(Henry Mill)が発明されたとされています。最初はABCDとアルファベット順に並んでいたそうです。その後、QWERTY配列のタイプライタは1873年にショールズ(Christopher Latham Sholes)がレミントン社から発売されたということです。

今でもキーボードにはQWERTY配列が採用されています。昔のタイプライタは、速く打つとタイプバーが絡むので、わざとに打ちづらい配列にしたという話もあります。しかし、英語でよく使うthやerやghや過去形で使われるedの並びが近いということは、打ちやすさを考慮したものであるという主張する人も多いです。結局どうしてこの配列にしたかという資料は残っていないようですね。

コンピュータが登場し、キーボードを採用するようになったとき、すでに普及しているタイプライターと同じ配列を採用するのは自然なこと。コンピュータはタイプバーなんてないから、打ちやすい配列にすれば良かったのにというのは現実的ではありません。打ちやすく疲れにくいというDvorakキー配列も開発されましたが、欧米ではある程度のシェアがあるようですが、結局置き換わることはありませんでした。

さて、日本の場合は、QWERTYキー配列を基本にカナが割り振られたキーボードが主流です。旧JIS配列と呼ばれるものです。これに関しても不評で、親指シフト配列(NICOLA配列)やラッキーボードや新JIS配列などが登場しましたが、やはり普及しませんでした。特にラッキーボードは、母音と子音が左右に分かれ、リズミカルに打てるということで、打ちやすそうで魅力的だったのですが…。

日本語を打つときは、カナ入力とローマ字入力があります。ローマ字入力のことは考慮されていないJISキー配列での入力は、手に負担をかけるのですが、これはもう仕方がないですね。ただ、ローマ字入力しかしない場合、実は、USキーボードの方が打ちやすいということは意外と知られていません。アルファベットの配列には違いはありませんが、特殊記号の配列が違います。それらが打ちやすいように配列されているのです。

韓国のキーボードは、前述のラッキーボードをイメージするキー配列で、子音と母音が左右に分かれています。ハングルの母音は日本語より数が多いので、だいたい子音と半々になります。非常に合理的なキー配列だと思います。刻印されていなくても少し練習したら配列を覚えられるほどです。

それにしても、キーボードって幅を取りますね。マウスが事実上必須となったWindows以降もキーボードの幅を変えなかったので、キーボードとマウスが非常に遠くなっています。広い机も必要です。

音声認識や手書き認識が高度に発達したら、キーボードは不要になると考えられていた時期もありましたが、結局入力が慣れてしまうと速いので、この状態は変わらないのでしょう。

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