プッシュ型情報サービス

提供: TeaPot
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1990年後半、「プッシュ型」という情報配信技術が注目された時期がありました。通常、ネット上の情報は、閲覧者がYahoo!などのポータルサイトへ出向いて、情報を得るわけですが、そのような能動型の情報収集に対して、サイト側から情報が送り込まれる仕組みを「プッシュ型」とよばれています。PointCastでのサービスは、専用のソフトを起動すると、ニュースや株価情報が表示されるというものです。当時は常時接続ではなかったので、情報を収集するためには、結局回線を接続する必要があり、話題性はあったものの廃れてしまいました。そして、21世紀を迎えることなく、サービス自体が停止してしまったのです。

考えてみると、情報が送り込まれてくるものは、「プッシュ型」に限らず、他にもありました。メールマガジンもその一つです。当時はネットニュースのサービスも健在だったので、メーリングリストとともに重要な情報源でした。また、ブラウザの起動したときに表示されるサイトをYahoo!にしておけば、閲覧者側から見れば、「プッシュ型」と大差ありません。むしろ、起動が遅く、情報を取り込むのに時間がかかった「プッシュ型」より軽快でした。

冷静に見れば、専用のソフトがサーバーから情報を引き出しているわけで、「プッシュ型」といえど、「プル型」と何が違うかはよくわからないものだったりします。EdMaxというメールソフトでは、ニュースサイトのタグを解析し、記事を一覧表示する機能があります。得られる情報は「プッシュ型」と変わらないし、結局情報を自動収集していくわけですから、「プル型」とはいえないわけで、「プッシュ型」そのものといえます。

最近のRSS技術の普及が「プッシュ型」の再来ともいわれています。RSSリーダーにより、ニュースやお気に入りのサイトをチェックする様は、かつての「プッシュ型」ソフトでおこなうものと非常に似ています。しかも広く普及しているRSSなので、ニュースソースも多種多様にあります。BlogPeopleのRSSを取得すれば、非常に狭い範囲の情報も収集できます。ソフトもFirefoxやOpera、Thunderbirdなどのメジャーなブラウザやメールソフト、各種RSSリーダーと幅広く揃っています。InternetExplorerやOutlookExpressのように対応していないほうが時代遅れといった感じです。

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